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電磁波の健康被害
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電磁波の健康被害

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電話からの電磁波に注意を

コードレス電話で体調不良に

お便りの内容を要約すると以下です。
「NEC社製のスピークスというファックス付き電話を2年前から使用しています。コードレスの子機は電磁波を出すので危ないという認識を持っていたので、子機は使わずしまっていました。ところが、この電話を使い始めてから、夫婦ともに体調不良が続きました。
具体的には風邪をひきやすくなり、夫は口内炎が頻繁に出たり、私は、ときどき目まいと吐き気がし、寝込んだりしました。原因不明の手荒れで10ヶ月近く悩まされもしました。そこで高周波用の電磁波測定器を購入し測定したところ、居間兼客室で高い値が出ました」
「そこでメーカーのNECに問い合わせたら次のような回答がありました。
(1)子機の使用の有無に関わらず、電磁波は親機から常時発信されている。これは、親機と子機が常に最適な通信条件下にあるようにするため。
(2)取扱説明書には書いていないが、ボタン操作で子機を無効にする、つまり電磁波が発信しないようにすることは可能。
(3)デジタル方式のコードレス子機付き電話はどのメーカーも同様の仕組みと思われるという内容です。
子機を使わなければ大丈夫と思い込んでいたわたし達夫婦も不注意でしたが、コードレス電話の問題点を何も説明せず売られているのは問題ですし、少なくとも、ボタン操作で子機を無効にできる設定を取扱説明書に明記すべきだと思います」というもの。

コードレス電話の電磁波は高い

お便りには高周測定器で測定した値も書いてありましたが、手ごろな価格で販売されている測定器には精度に難があります。
当研究会で持っている精度の良い(高額な)高周波測定器でパナソニックとシャープの2機種を計測したところ、2.3〜4V/m(電界強度)。電力密度に換算すれば1.4〜4.2μW/cmという測定値となりました。オーストリアのザルツブルグ基準値「0.1μW/cm」をかなりオーバーする値がコードレス電話から出ているのです。この2機種ではパナソニックのほうが高く出ました。
高周波の規制値国際比較 この数値で過敏な人だと頭痛、目まい、吐き気のような症状が出てしまいます。
最近では親機がなく、すべてコードレス機という機種も販売されています。
ドイツの市民団体は1999年頃から「デジタルコードレステレフォンの禁止」を国に求めています。
「便利なものがいい」という考えをやめましょう。また、日本では規制値内とされる製品にも注意が必要です。現在、コードレスをお使いの方は、少なくとも、枕元に置くのを止めたほうが無難です。

大久保貞利(電磁波問題市民研究会事務局長)
(『食品と暮らしの安全No.236』 2008.12.1発行)