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電磁波の健康被害
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電磁波の健康被害

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携帯電話 スイス連邦政府の勧告

ガイドラインを越えていた磁場

1月27日に、スイス連邦政府公衆衛生局(FOPH)が「勧告と見解」を発表しました。その中で特に驚くのは、携帯電話の表示画面のある面の表面の地場の調査です。
電磁波は電場と磁場で構成されていて、そのうちの磁場が、FOPHが調査した5機種の携帯電話で、83〜193ミリガウスが測定されていました。この値はICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)のガイドライン値より高い値です。さらに驚くのは、携帯電話裏側表面(表示画面のない面)の磁場は、表側よりさらに高く、最大で「758ミリガウス」あったとしています。
通常のレベルではICNIRPガイドライン値は超えません。ところが、「パルス化」して送信(「時分割送信」という)している場合は、時分割した「217ヘルツ」で超えているという指摘です。デジタル電話はパルス波を使うので、こうした時分割した調査が、より実態に近づくのです。
なお、日本の電話はデジタル電話です。

勧告された使い方を避ける

スイス政府も「携帯電話から出る電磁波は健康に有害かどうか不明」、つまり「まだ電磁波の健康影響は灰色」という見解に立っています。しかし日本政府と違って「予防原則」の立場から「疑わしきは回避する」国として勧告を出していることが重要です。
その見解内容をご紹介すると
◇通常の携帯電話であっても、低出力のハンズフリーシステムを使えば頭部に電話機を当てないで済み、曝露量が少なくなるので悪くない。ただし車の運転中は、たとえハンズフリーキット器を取らないタイプであっても注意が散漫になるので、絶対に携帯電話を使ってはならない。
◇携帯電話を購入する場合は、SAR(携帯電話から発する電磁波エネルギー量)値が低いかどうか調べてからにすべき。
(筆者注)→機種のSAR値をホームページや販売店で調べれば、値の低いものを選べます。
◇携帯電話を使う場合は、通話時間を短くするか、通話でなくメールにするといい。
特に子どもと青少年はこのことを遵守すべき。
◇可能ならば、携帯電話は通信状態が良好な時だけに使うといい。
(筆者注)→バーアンテナが3本になっている場所で使いましょう。
◇「電磁波曝露を制限する」ことを謳い文句にしたシールド製品や"電磁波防護"のための各種製品には要注意。
なぜかというと、そうしたシールド製品は意図的に通信状態を悪化させるので、かえって携帯電話はなんとかつながろうとしてより強い出力になり、それだけ電磁波が強くなり曝露量が増加するため。
◇埋め込み型医療機器を身に付ける人は、常時、医療機器から携帯電話を少なくても30cmは離すべき。

大久保貞則(電磁波問題市民研究会事務局長)
(『食品と暮らしの安全No.266』 2011.6.1発行)