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第5回 椎間板ヘルニアと副睾丸炎の痛み

1カ月間、痛みで動けず

千葉市の月村善行さん(仮名、76歳)が突然腰の痛みに襲われたのは平成15年11月初め、ある会社の相談役を退き、「さあこれから自分の時間を満喫しよう」とした矢先のことだった。
病院では、CTスキャンとMRIから「椎間板ヘルニア」と診断された。
ブロック注射も効果がなく、医師からは「手術の成功率は50%」と言われ、月村さんは手術以外で治すことに決めた。だが、痛み止めを服用しても痛みは一向にとれず、薬の副作用で胃が痛くなるばかり。
仰向けにもうつ伏せにもなれず、夜眠るために横になるのも辛い。立ち上がるどころか、上半身を起こすこともできない。体を前に曲げた状態でやっとの思いで歩くため、外出もできず、トイレに行くのも困難な状態が約1カ月続いた。
そんな時、何かにつけ世話になっている東京・茅場町「福岡歯科」の福岡明会長からごしんじょう療法を紹介された。医学博士でもある福岡氏は、自身の歯科医院でごしんじょう療法を実践し、ごしんじょう療法の痛みに対する治療効果を学会の論文や著書でも発表している。
月村さんは腰の痛みで全く動けない状態だったため、同年11月27日、貴田晞照氏に自宅に来てもらい、初めてごしんじょう治療を受けた。

1回の治療で歩けるようになった

「貴田先生がごしんじょうで背中をさすった時、針金のタワシでゴシゴシこすられたような強烈な痛みを感じました。あれは本当に痛かったです。ところが約10分間治療していただくと、うつ伏せに寝られるようになりました。約40分間の治療が終わると、信じられないことに、その場で歩けるようになったのです。大変感動いたしました」
月村さんは翌日も自宅で治療を受けると、遠出もできるようになった。すぐに貴峰道の治療予約を入れ、同年12月2日、代々木上原の貴峰道まで電車と徒歩で行った。
「貴峰道に通い、間もなく長時間杖なしで歩けるようになりました。体調が良くなるにつれ、ゴルフを再開したいと思うようになり、ごしんじょうを譲ってもらって自分でも毎日ごしんじょう療法をやりました。その甲斐あって、翌年10月にはゴルフコースでプレイを楽しむまでに快復したのです」
ごしんじょう療法に感動した月村さんは、同じく椎間板ヘルニアで苦しんでいる大学時代の同級生にごしんじょう療法を紹介。その友人は月村さん以上に重度の椎間板ヘルニアで、200mも歩くと足が痺れ、痛みのためにしゃがみこんでしまう状態が2年間も続いていた。様々な治療法を試みたが効果がなく、痛み止めを服用していたという。
「彼も1回の治療で嘘のように痛みが軽くなり、1カ月後には休まずに1時間歩けるようになりました。他にも帯状疱疹後の神経痛で大変辛い思いをしている友人にごしんじょう療法を紹介したところ、薬でもとれない激しい痛みが3回で治ったと言って、大変感謝されましたよ」と月村さんは嬉しそうに話す。

「副睾丸炎」を自己治療で克服

椎間板ヘルニアの痛みから解放されて1年半ほど経ったある日、月村さんは会社のOB会に出席する出迎えの車中、高速道路の混雑で長時間尿意を我慢しなければならないことがあった。
翌日、月村さんはそけい部の異常な激痛に目を覚ましたが、痛みが強いためにかかりつけのクリニックに行くこともできなかった。電話で医師に「3センチほどの塊がそけい部にある」ことを詳細に話すと、医師の見立ては「副睾丸炎」。「痛みはよりひどくなるので耐えられない場合、土曜の午後は休診ですから救急車で緊急病院に行くように」との指示があった。
月村さんはすがる思いで貴田師に電話し、指示された通りにごしんじょうを直接患部に当てると、痛みが消えていくことを実感した。
そけい部の塊は1週間後には跡形もなく消えていたという。
「結局、痛み止めの薬を飲まずに、自分でごしんじょう治療をして副睾丸炎を治したんですよ。この時もごしんじょう療法には大変感動いたしました」

気の実在が分かり、アンチエイジングも

「椎間板ヘルニア」と「副睾丸炎」の激痛が、なぜごしんじょう療法で速やかに消失したのか。
月村さんはいろいろと考察したが、その結果、「痛みの本質である邪気をごしんじょうで取り除いた」というごしんじょう療法の理論以外に説明できないという結論に達した。
そして最近では、月村さんはそのことを実感として理解しているという。
「椎間板ヘルニアが完治してからも、自宅で毎日ごしんじょうをやり、2週間に1回のペースで貴峰道の治療に通っていますが、昨年秋ごろ、初めて邪気が出ていく感覚がありました。自宅でごしんじょうをやりながら風呂に入っていたら、突然、足の裏からニョロっと気泡のように邪気が出ていくのが分かったのです。ごしんじょうをすれば必ず腕やふくらはぎ、足の裏をニョロニョロと邪気が指先へ移動し、手や足の指先からはピチピチビリビリという感覚で放出されるのを実感できるようになりました。おかげさまで今ではごしんじょうをしなくても、足で床を踏むだけで邪気が出ていくのが分かるようになりましたよ」
月村さんは今年から、朝目覚めるとすぐに眼の周囲から顔面、頭にかけて約20分間、ごしんじょうで軽くマッサージすることを習慣にしている。すると、とくに目の周囲を当てた瞬間は、邪気が手足の指先や足の裏の指先に近い部分に突っ走るのを感じるという。
「顔にごしんじょうをすることを朝の習慣にしてから、不思議なことに、嫌っていたこめかみあたりのシミも消えているのです。細胞が活性化したのでしょうか、横文字で言うところのアンチエイジングなのでしょうか」
月村さんの肌は確かにツヤツヤしており、実年齢が信じられないほど若々しい。

邪気は受けても抜けばいい

ごしんじょう療法によって邪気が出ていくことが分かるようになると、邪気を受ける感覚、邪気が溜まる感覚も実感するようになる。
「日常生活でパソコンを使うことが多いのですが、パソコンからの電磁波で体内に邪気が溜まるのは本当によく分かります。手足や頭、胸などに邪気が溜まるのも実感します。うつ病やがんなどの病が増えているのは、電磁波の影響も大きいと思いますね。実は私の会社では、他社に先駆け平成6年に、私の指示で全社員にパソコン1人1台を普及させたのですが、社員の健康問題を考えると、今ではそのことを大変申し訳なく思っています」
月村さんによれば、固定電話や携帯電話の電磁波でも手や耳、頭に邪気が溜まりやすいという。「とくに携帯電話の電磁波は強いですよ。貴田先生もよくおっしゃっていますが、電気の便座や電気カーペットも電磁波は強く、体内に驚くほど邪気が生じます」
現代人にとって、電気機器を使わないで生活することは不可能である。
そこで月村さんは、使わなくて済む電気便座などの電気機器はできるだけ使わないようにし、電磁波をできるだけ受けないようにしている。また、パソコンや携帯電話などを使わざるを得ない環境にいるため、使用後は必ずごしんじょうをして邪気を抜くようにしているという。
「邪気が溜まればだるさを感じ、邪気を抜けば実にさわやかになります。『邪気を祓えば病は治る』というごしんじょう療法の理論を今では実感できます。病気予防のために、邪気を受けても自分で抜くようにしています。だから私はいつもごしんじょうを持ち歩いているのです。ごしんじょうは生涯の宝ですよ」
月村さんは宝物のごしんじょうを、いずれは3人の孫に遺したいという。

平成21年9月3日
久保田正子