貴峰道 > ごしんじょう療法とは > ごしんじょう療法の理論
ごしんじょう療法は、どのような病気に対しても、同じ方法でしか施術を行っていません。身体に停滞している邪気(過剰の電磁気エネルギー)を取り除き、本来の正しい気(エネルギー)の流れにしているのです。
病を引き起こしている「邪気」を、ごしんじょうで寸分の狂いなく見つけることができ、その「邪気」をごしんじょうの「正気の力」で取り去ることができます。
ごしんじょうを手にすれば、誰でもが気の流れが高まり、気の力を発揮するようになります。気の力は誰でもが与えられ持っているのです。その力がごしんじょうで引き出されるのです。そのことをごしんじょうで「病を治す」という実践で実証、実感でき、病の本質が邪気であることが分かります。
ごしんじょうで捉えた病の本質「邪気」とは、現代の科学用語でいえば過剰の電磁気エネルギーです。しかし過剰の電磁気エネルギーは邪気の一面一部でしかありません。気とは人智を超えた深遠なる世界のものなのです。
食物の消化・吸収、代謝、排泄、有害物質の解毒処理などを含め五臓六腑、脳の働きなど、人体のすべての生命現象は、電気現象と化学現象で行われています。それらの現象が正しく行われるためには、生命エネルギーの場が正しくなければなりません。そして、生命エネルギーの場が正しくなれば、生命現象は正しく行われるように、私たちの身体は生得的に機構化されています。過剰の電磁気エネルギーを取り去り、この生命現象の場を正しくするのがごしんじょう療法です。
現代医学は飛躍的に進歩していますが、いまだ「物質の世界の医療」です。しかし、ごしんじょう療法は、生命エネルギーの場を正しく導くという「エネルギーの世界の医療」です。世界に先駆けて、すでにその事を実践し、多くの病に高い効果をあらわしています。
大脳や小脳など中枢神経系を構成している神経細胞(ニューロン)の数は約1000億個あり、それぞれの神経細胞には約10万個のシナプス(接合部)があると言われています。その軸索に生体電気が流れると、軸索の先端から化学物質が放出され、それが神経細胞に入り生体電気が流れます。つまり、情報を受けた神経細胞の軸索で生じた活動電位が電気シグナルとして軸索の先端に達すると、神経伝達物質が放出されて化学シグナルに変換され、それを受けた神経細胞で電気シグナルに変換されて情報を取り込みます(図1)。この電気シグナルと化学シグナルの変換が正常に行われることによって、あらゆる生命現象は行われています。
視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚という五感もすべて、その情報が電気シグナルに変換されて脳に伝わり感知されています。
しかし、人体が過剰の電磁気エネルギー(邪気)の場を形成していると、電気シグナルと化学シグナルの変換が正しく行われなくなり、神経情報伝達に異常が生じ、病が引き起こされるのです。
ごしんじょう療法を行うと、過剰の電磁気エネルギーが体外へ放出され、気の流れが正常になると同時に、電気シグナルと化学シグナルの変換が正常になるため生命現象が高まり、その場で症状が改善されるのです。