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ごしんじょう療法を行う治療院、施術所は全国各地にありますが、本療法は習得度によって治療効果に大きな差があります。中には高額の施術料を請求している施術所もありますが、貴峰道とは一切関係ありませんのでご注意ください。地方で施術を受けたい方は、必ず貴峰道にお問い合わせください。

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貴峰道 > コラム 続・超医療 > 第27回

第27回 医療の専門家に聞く〜治療家、縞太二鍼灸マッサージ師〜

東京都新宿区の治療院「縞太二の治療室」を開業している鍼灸マッサージ師、縞太二さん(64歳)は、昨年から治療室でごしんじょうを使うようになった。以前は鍼灸マッサージと気功を併用していたが、ごしんじょう療法を加えたことによって、治療効果はどのように変わったのか。「あらゆる民間療法を試してきた」というプロの治療家、縞さんに話を聞いた。

緑内障も前立腺がんも 自ら効果実感

きっかけは「奇跡の医療」(豊田正義著、幻冬舎刊)だったそうですが。

「私が貴峰道で治療を受けるようになったきっかけはそうです。ただ、ごしんじょう療法の存在については、10年ほど前に聞いたことがありました。私は仕事柄、また個人的に代替医療に関する興味が高いことから、ありとあらゆる民間療法を試してきました。いろいろ体験して言えることは、どんな治療法でも、治る人は必ず何人かはいるんですね。でも、たいていの民間療法は、治る確率は低いものです。 最初にごしんじょう療法のことを知った時は、金の棒で病気が治るなんて、完全に眉唾だと思いました。しかし10年経って、たまたま手にした『奇跡の医療』を読み、治療理論に感銘を受け、すぐに治療の予約を入れたのです」

民間療法を知り尽くした立場として、ごしんじょう療法はいかがでした?

「とにかく、治療効果が断トツに高いですね。それは治療家として大変驚きました。私自身のことを言いますと、私は昭和51年に外傷で大ケガをしたのですが、その時、右眼が失明し、左眼は視野狭窄になりました。半年後には網膜剥離から緑内障になりました。以来、右眼の眼圧は60mmHg以上、左眼は約30mmHgでした。基準値は10〜20mmHgなので、60以上の眼圧というのは測定の限界を超えた極めて高い数値です。圧力で眼が飛び出ていますから、激しい痛みでまぶたを閉じることもできず、手で眼のあたりに触れることもできません。何しろ、風が当たっただけでも痛いんですから。すでに失明している右眼なので、眼科では眼球を取ることも提案されていました。
これまで眼の強烈な痛みは、自分で眼の近くの奇穴(経絡に属さないツボ)に鍼を入れて痛みを和らげてきたのですが、このツボは脳に近いので脳が爆発するくらい響くんです。しかもそれほど痛い思いをして打った鍼も、効果は30分位しかなく、日に何度も鍼をしていました」

ごしんじょう療法によって、眼圧と眼の痛みに変化はありましたか。

「ごしんじょう療法を受けると、その場で涙がボロボロ流れ出て眼がしぼみ、痛みが完全になくなるため、手でまぶたに触れることもでき、眼を強く押すことさえもできるほどになります。眼球を取り出してゴシゴシ洗われたような感覚で、それほどさっぱりするのです。しかも、痛みが完全にない状態が丸一日は持続するため、毎日自分でごしんじょう治療することで、痛みのない状態で生活できます。ごしんじょう療法を始めた翌月の検査では、60以上あった右眼の眼圧が20まで下がりました。
治療家として断言できますが、このような治療法は世界中どこにもありません。眼科学会でごしんじょう療法のことが発表されたら大変な動きになると思っています」

前立腺がんのため、特別なごしんじょう治療も受けていますよね。

「はい。私は平成13年、54歳の時に前立腺がんを発病しているのですが、一度は放射線治療で良くなったものの、平成21年秋からPSA検査でと再発とされる数値2ng/mlを示している状態です。
貴峰道では特別に、私が所有するごしんじょうを肛門から入れ、前立腺がんそのものの邪気が取れるように治療していただくのですが(※注)、ごしんじょうががんの所にくると、ごしんじょうが熱線のように感じられ、がんとその周辺が強烈な熱を帯びます。まるで熱線でがんを焼くような熱さです。がんやその周辺は邪気の量がすごいですから、ごしんじょう療法をすると、溜まっていた邪気が下腹部全体に流れ、手や足だけでなくペニスからも抜けていくのが具体的に分かります。これはすごいことです。最初は大きく岩のようにゴツゴツしていた前立腺がんが、治療を続けるうちに次第に小さくフワフワになっていくのがよく分かります。
ごしんじょう療法を始めてすぐの平成22年9月のPSA検査では1.421 ng/mlと基準値になり、大変驚きました。その後、数値の増減はありますが、体の調子は全く問題ない状態を維持しています」

顔面麻痺やパニック障害にも

長く治療に従事してきた縞さんとしては、ごしんじょうを手にして、すぐに患者の施術をしたくなったのではないですか。

「そういう衝動はすぐに起きましたね。ごしんじょうを譲っていただいたその日から、とにかく施術を重ねてみました。初心者のレベルでやっていても、かなり効果が出るので驚きました」

どのような臨床例がありますか。

「30代の声楽家の女性は、マラソン大会に出場した3日後、左顔面の神経麻痺を発症しました。水を飲んでも口を閉じることができず、だらだらと水をこぼす状態になり、白目をむくというベル麻痺の症状でした。ごしんじょう療法を3日連続で施術した後、水を飲んでも口からこぼれなくなり、その後3日おきに3回治療すると、9日後には完治しました。顔面麻痺は薬物治療でも治りにくく、鍼治療でも大きな効果は期待できません。ごしんじょう療法だけで完治したのはすごいことです。
また30代の編集者の女性は、自分の体の異常なところを発見し、それが病的なものではないかと不安に陥り、呼吸が苦しくなるという不安神経症、パニック障害を抱えていました。週に1度の鍼治療と気功の施術を行っていましたが、安定した体調は治療後2日間くらいしか持続しませんでした。週1回のごしんじょう療法に変えてから、頭が非常に爽快になり、治療後の快適な生活も次回治療まで持続するようになりました。頭が爽快になるという治療効果は、ほかの治療では実感できないことなので、ご本人がとても喜んでいます」

鍼や気功で対応していた慢性痛などにも、ごしんじょう療法は即効するのではないでしょうか。

「痛みには効果が絶大で、炎症の治りもものすごく早いですね。
48歳の男性会社員は、右足の重度の捻挫で足首に熱感があり、右外くるぶし周辺がかなり腫れた状態で治療にきました。初日はごしんじょう療法後に冷湿布をしましたが、翌日から毎日ごしんじょう療法だけを行ったところ、わずか3日で回復しました。
そのほか知覚異常など難治性の病にも効果がありますので、ごしんじょう療法によって治療効果が上がっただけでなく、治療の幅も広がりました」

ごしんじょうは強力な“気の製造器”

病治しは結果がすべて。

「それはその通りで、ごしんじょう療法の治療効果は次元が違いますから、非常に驚嘆すべきことなのですが、それだけではごしんじょう療法の本質は語れないと思っています。私は長く気功もやっていますから、気の治療という視点からごしんじょう療法を捉えることができ、むしろその視点で捉えた方が、ごしんじょう療法の革新性を語れるのではないかと考えています」

貴峰道では多くの患者さんが、ごしんじょう療法を受けると手から足から邪気が出ていくことを実感すると口にしますが。

「私はごしんじょうから出る気で患部の邪気を追い出すのだと捉えています。気功でも邪気を取り除くことはできますが、出る量は少ない。ところがごしんじょう療法では、治療を受ける側の手足から邪気がビューっと勢いよく出ますから、患者さんがビリッとした手足の感覚などによって、その邪気が抜けていくのを実感できます。
ごしんじょうを手にしただけでも、もう片方の手の指先や爪の間から、気がビューっと勢いよく出るんですね。手のひらの場合は、真ん中の労宮(ろうきゅう)というツボから吹き出すように出るんです。
ごしんじょう療法では、ごしんじょうを手にするだけで天地からいただいた気が無尽蔵に湧き出てくるわけですから、自然界から気をいただくという意念が必要ない。しかも、ごしんじょうから出てくる気は、強くて静か。気の質が極めて高いから、深く浸透し、病の本質である邪気に届き、取り除ける。それに加え、東洋医学の気は十二経絡を流れるとされますが、ごしんじょうの強い気は経絡以外に体中を隈なく風のように流れることが実感できます」

貴田氏は「気」について、「気は情報であり、情報を乗せて運ぶ担体でもある」と科学的な定義をしています。一方、理化学研究所の「脳科学総合研究センター」を率いるグループディレクターとして人工知能の研究にあたっていた松本元先生は、貴田氏の理論を受けた形で、「気は情報の流れとすると、その表現は電磁気の形をとっていることも十分考えられる」として、「気」=「情報」を研究対象として意識し、ごしんじょう療法の研究に着手されました。「気」を「情報」と捉えることについて、縞さんはどうお考えですか。

「『気は情報であり、情報を乗せて運ぶ担体でもある』という理論は、長く気功を実践してきた私としては、貴田先生の卓説だと思っています。そこに着目した松本先生は、正に真の科学者ですね。松本先生は脳研究の分野で世界的な科学者で、私もお名前はよく存じておりましたから、『奇跡の医療』の中で、その松本先生がごしんじょう療法を研究していた科学者だったと知り、驚いたんです。
東洋医学では、『気』を可視化、数量化できない生命エネルギーとして捉えていますが、松本先生は『愛は脳を活性化する』という名著にもあるように、脳の情報処理の観点から、可視化、数量化できないものまでを『情報』として捉えておられます。だから貴田先生の『気は情報である』という理論に学術的な興味を抱かれたのでしょう。
『気』を『情報』とした場合、何よりもその質が大事です。貴田先生は大峯山で行を重ね気の力を頂いていますが、その気の質が高いから貴峰道では次元の違う治療が実践できるのだと思います。私はそれを貴峰道で目の当たりにしています」

気の力と質の違いが、治療効果にあらわれるのでしょうか。

「そうです。だからごしんじょうを持つと、治療家でなくても痛みをその場で取り、症状を劇的に改善させるのだと思います。ごしんじょう療法はごしんじょうを持てば誰でもが気の力を発揮できるので、特殊能力がなくても誰でもが特殊能力を発揮できるのです。
私は治療室で、左手で2本のごしんじょうを握り、右手から気を出して気功の施術をしています。自然界から気を受けるだけの従来の気の出し方とは格段に気の力と質が違うため、治療効果が高いだけでなく、施術者の方も非常に体が楽になります。私にとってごしんじょうは、質の高い気を勝手に製造してくれる器、正に強力な"気の製造器"です」

気の質を高め、免疫力もアップ

貴田氏は毎年、老舗鍼灸学校である東京医療専門学校の教員養成科に特別講師として招かれ、『気の世界から病の本質を明らかにし、万人を名医にする』と題した講義を行っていますが、昨年末の講義では、症例映像として縞さんの症例も紹介され、縞さんが語る気の話に鍼灸学校の生徒たちのほか、校長先生までも熱心に耳を傾けていました。

「私のごしんじょう療法経験から得た気の話もそうですが、貴田先生の『万病一邪、邪気を祓えば病は治る』という理論は、西洋医療の治効理論を主体にして鍼灸を学んできた生徒たちには衝撃的だったのではないでしょうか。
貴田先生は『ごしんじょう療法では、医学的知識、経験がなくても誰でもが邪気が寸分の狂いなく分かり、邪気が取れ、邪気が取れたかどうかさえも分かる』とおっしゃっていますが、これは本当に、とてつもないことで、東洋医学の治療家であれば、誰もが信じないと思います。しかし、事実です。
さらにごしんじょう療法では、治療を受ける多くの人が気や邪気を実感できます。一般的に気は感じない人がほとんですが、私の患者さんでは、ごしんじょう療法をするとほとんどの人が気を実感します。これは本当に画期的なことなのです。体が悪い人は、気の流れが悪いので、最初は邪気を感じない場合もありますが、治療を続けると邪気が取れ、気の流れが良くなり、ビリビリする感覚が出てくる。そうすると、大量の邪気を実感するようになります。
ごしんじょう療法によって、気が広く多くの人に実感できるものになった。その功績も大きいと考えています」

症例映像の中で、縞さんは下腹部の治療後、「一気に楽になった」「骨盤に羽が生えて飛んでいくような感じ」と感想を口にしました。

「それがごしんじょう療法の気の特徴でもあります。強い気で邪気を一気に出すので、瞬時に体が軽くなるのです。鍼灸や気功のように一度に少ししか邪気を追い出せない治療と違う点はそこです。ごしんじょう療法では、私だけでなく、多くの患者さんが、徐々に良くなるのではなく、一気に良くなることを体験します。それは、ごしんじょうの気が極めて強いものだからです」

気の治療では、気の質が高く、力が強いことが重要ですね。

「もちろんです。気の質と力では、ごしんじょう療法は別格です。そしてごしんじょう療法は、自らの気の質を高めることが重要なことを教えてくれます。私は、自分自身の気の力と質が、ごしんじょう療法をやればやるだけ高まるのがよく分かります。気の力と質が高まるということは、生命力も免疫力も強くなるということです。
私は死ぬまで治療家として働きたいと思っておりますので、前立腺がんになりましたが、仕事ができなくなる抗がん剤治療も、副作用のある女性ホルモン治療も拒否しています。どの治療法も、ごしんじょう療法ほど具体的な治療効果は得られません。これからもごしんじょう療法を実践し、私自身の気の質を高めていきたいと思っています」

平成24年8月13日
久保田正子

※注 <貴峰道から> 縞さんの場合、治療家としてのご自身の同意もあり、ごしんじょうを肛門に入れてごしんじょう治療していますが、ごしんじょうをお持ちの方で肛門に直接ごしんじょうを入れて施術したいとお考えの場合は、いくつか注意点がありますので、必ず貴峰道にご連絡ください。