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コラム 続・超医療

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第40回 ステージ4の末期の前立腺がん
〜胸骨、リンパ節の転移がん消失、ゴルフを楽しむ壮健な生活に〜


ごしんじょう療法と西洋医療を併用した統合医療を実践する例が増えている。今回紹介するのは、「ステージ4・D2」と宣告された末期の前立腺がんが、ごしんじょう療法とホルモン療法の統合医療で劇的に回復し、転移がんも消えたという症例。宣告から4年経過し、現在は精力的に仕事をしながら、ゴルフも楽しむという快適生活を送っている。

「ステージ4・D2」 リンパ節と骨にも転移

千葉県在住の山本昭一さん(仮名、70歳)は4年前、全身の倦怠感、頻尿と残尿感から検査した総合病院でステージ4の前立腺がんと診断された。しかも、鼠径(そけい)リンパ節、胸骨、恥骨への転移もあることが判明し、病期としてはD2、最悪の状態と宣告されたのだ。
ステージ4・D2とは、臨床的に明らかに転移がみられるがんで、所属リンパ節、膀胱頚部以外に骨、肺などの臓器に転移が認められ、抗がん剤や放射線治療、手術などなにもできない状態をいう。病院では、処置できるのはホルモン療法のみと説明を受ける。
ステージ4・D2と宣告された山本さんは、深刻な現実を受け止めようと思いながら、その足で通っている鍼灸院に行くと、鍼灸師から貴峰道に行くことを強く勧められたという。実はその鍼灸師自身がかつて前立腺がんとなり、放射線治療で一度は回復したものの、再発。その後、ごしんじょう療法のみで回復した経験があった。再発から9年経過した現在も元気に鍼灸治療をしている。
その鍼灸師の体験談が励みになり、山本さんはホルモン療法とごしんじょう療法を併用してみようと平成26年8月30日、初めて貴峰道の治療を受けたという。

「チョロチョロしか出なかった尿が劇的改善 腫瘍マーカーも激減

「治療後、とにかく体が軽くなり、良く動くので驚きました。しかも良く眠れたんです」と山本さん。「頻尿でチョロチョロしか出なった尿が、ごしんじょう治療を5回程度受けてからドボドボ出るようになり、残尿感もなくなった」など、体の変化に感動し、週2〜3回の頻度で治療を重ねている。
医学的な数値も大きく変化した。
前立腺がんを判断する腫瘍マーカーPSAの数値(基準値4以下)は、平成26年9月の検査で1518だったが、血液検査ごとに大きく下降し続け、1カ月後の10月10日の検査では933まで低下した。その1年後の同27年10月9日には88まで下がり、同28年3月の検査では48まで減少。その後、ホルモン療法を中止し、ごしんじょう療法のみの治療になったが、PSAは下がり続けたことからもごしんじょう療法の治療効果は明らかだ。平成29年3月、直前の血液検査でPSAがわずかに上昇したことから、女性ホルモンを再開したが、再びPSAが減少し、平成30年7月の検査では9まで低下した(表参照)。
山本さんは「発がん性のある電磁波を受けたくない」と病院での検査を受けていないが、最後に行った3年前のMRI検査では、「前立腺の病的な肥大は認めない。鼠径部リンパ節転移は見当たらず、胸骨のがんも指摘できない」という結果だった。つまり、リンパ節と胸骨の転移がんが消失したというのだ。劇的な体調改善を考慮すれば、3年経過した現在は、恥骨の転移がんも消失している可能性も高い。
ホルモン療法はあくまで前立腺がんの治療であることから、転移がんの消失を含む治療効果はごしんじょう療法によるところが大きいだろう。ホルモン療法の副作用で手の震えが出た時もごしんじょう療法で治ったという。



「地獄の1丁目」から、30代に戻ったような肉体に

平成26年10月7日に山本さん自身が書いた記録には次のようにある。
「貴峰道での治療効果は絶大で、体調は30代に戻ったよう。下腹部の治療の度に熱さを感じ、とくに前立腺の周辺では耐えられないほどだ。それとともに体調も良くなり、病気であることを忘れる」
「熱さ」とは、どの程度のものなのか。山本さんの治療風景を取材させてもらった。
この療法は全身治療だが、下腹部の治療になると、「熱い! 熱い!」と声をあげた。とりわけ、恥骨や会陰(えいん、陰嚢と肛門の間)にごしんじょうを当てられると「熱い!」の声が高くなった。
「がんのところを治療すると、とにかく強烈に熱い。と同時に、手がビリビリし、足はくるぶしから下がピリッピリしてフワフワっと湯気が出ていくような感じで邪気が出ていくのが分かります。するとスーッとして全身が爽快になります」
山本さんには、「治療時の強い熱」とともに「邪気が出る爽快感」という実感を得られることも、この治療への信頼になっているという。
「ステージ4」を宣告された時は「地獄の1丁目」だったという山本さん。だが、「今はがんになる前より元気で、度々海外旅行にも行っていますし、同級生と会っても一番元気で驚かれるほど」なのだとか

がんの病巣部は強い邪気?

ごしんじょう療法を併用した統合医療では、山本さんのような著効例も少なくない。
例えばごく最近では、大腸がんから肝臓と肺に多発性転移した男性(44歳)がごしんじょう療法と抗がん剤の統合医療で劇的に改善をみせている。
その男性はこれまで5種類の抗がん剤治療を行ったが効果がなく、他にも試したいと要望したところ、医師から「もう効果が期待できない抗がん剤しかありません。効くかどうか分かりませんが、これで最後です」と言われ、今年10月26日に抗がん剤を開始。11月1日の血液検査では腫瘍マーカーCA19-9(基準値37以下)が302.5だった。その2日後の11月3日に初めてごしんじょう療法を受けたところ、11月7日の検査でCA19-9は135.1まで激減し、11月9日に2度目のごしんじょう治療を受けると、11月14日の検査でCA19-9は71.9に。さらに11月17日に3回目のごしんじょう治療後の11月21日の検査ではCA19-9が52まで減少した。
ごしんじょう療法を受けていることを知らない医師は「今回の抗がん剤はあまり効かないはずですが、すごい効き目ですね。驚きました」と驚愕しているというのだ。
この男性はごしんじょう療法で体調が良くなることを実感していることから、「腫瘍マーカーの劇的な減少もごしんじょう療法の効果」と喜んでいる。

ではなぜ、ごしんじょう療法が、がん治療に効果を上げているのだろうか。
第一に、がん以外の疾患でも共通する改善理由として挙げられるのは、「生命エネルギーの場を正すことによる免疫力の強化」である。
「がんの病巣部のまわりには強い邪気が生じています。ごしんじょう療法で邪気を取り除くと、身体が正しいエネルギーの場となり、消化・吸収・代謝が正しく行われ、強い免疫細胞が作り出されます。しかしいくら強い免疫細胞が作られても、過剰な電磁気エネルギー(邪気)の場になっていると、その免疫細胞が十分に発揮できません。そこでごしんじょう療法で邪気を取り続け、身体を正しいエネルギーの場にすることで、強い免疫細胞の働きを高めます。ですから、ごしんじょう療法の高い治療効果を得るためには、治療頻度も大事です」と貴田師は解説する。
実践から得られた理論として、「がんの病巣部に強い邪気がある」と指摘する貴田師。奇しくも同じようなことをノーベル生理学・医学賞の選考会議元議員のビヨン・ノーデンストローム博士が唱えている。
「がんの病巣部にはプラスかマイナスのどちらか一方のイオンが集まりすぎているため電場となり、磁場が発生する」というのだ。
ごしんじょう療法の理論は、ノーデンストローム博士の視点と重なる。そのうえ、理論だけでなく、同療法はすでに「正しいエネルギーに場にする」という実践も行っているのだ。

がん患者が感じる「強い熱」とは?

第二に、がん患者が指摘する「強い熱」である。
なぜごしんじょう療法では患部に強い熱を感じるのか。貴田師は「ごしんじょう療法の気の力によって、がん病巣部など邪気の多いところでは強い熱が生じる」と説明する。
ここで考えるのはがんと熱。がんは42.5℃を超えると死滅すると言われているため、患部を42〜44℃で数十分間温める「温熱療法」という治療もある。
気は目に見えないため、にわかには信じがたいが、ごしんじょう療法によって、大のおとなが「熱い! 熱い!」と大声をあげるほどの熱さを感じているのは事実である。熱さを訴えるのは山本さんだけでなく、当コラム35回目の「重度の肝硬変・肝臓がん」の方も「ごしんじょうを焼け火箸のよう」と表現した。施術を受けたがん患者が、がんが死滅する温度をはるかに超える熱を感じていることは間違いないのだ。
これについて、貴田師は次のように考察している。
「邪気を取り除き、正しいエネルギーの場にすることで、高い磁場で生きているがん細胞は弱っていきます。すべて生物は、自分が適したエネルギー環境でなければ生きていけないのです。さらに気の力による強い熱で、弱ったがん細胞をアポトーシス(自然死)させてもいるのです。免疫力による攻撃と熱で、がん細胞が死滅しているのです。そう考えなければ、ごしんじょう療法ががんに著効する説明ができません」
貴田師の理論は、「病が治った」という結果から帰納法的に考察されたものだ。ごしんじょう療法は、その治療効果に再現性がある。ごしんじょう療法で助けられているがん患者は少なくない。この療法で助けられた医師など医療関係者の患者も多い。多数の臨床例は特筆すべきことである。
ごしんじょう療法の研究に着手していた日本生物物理学会元会長、松本元理学博士(1940-2003)は「本療法を科学的解明によってさらに高め、日本の文化として、世界の人々の福祉に役立てるようにすることこそ、我が国の全人類の対する責務であろう」と言われた。ごしんじょう療法の科学的解明を試みる科学者が、一刻も早く現れることを願うばかりである。

平成30年11月9日
久保田正子