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電磁波の健康被害
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電磁波の健康被害

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流産や奇形児出産の報告も

電気器具がなければ、生活が成り立たないほど日常の生活器具は電化されている。ところで、身近にある家電製品の生じる電磁波が生態に及ぼす影響について考えてみたことがありますか。
電磁波を応用した医療機器には、診断装置の核磁気共鳴診断装置(MRI)や治療に用いる温熱療法や高周波療法などがある。健康器具の中にも、しばしば広告に見られる磁気が血行を良くし、疲労を取る器具が登場している。
規模では比較にならないが、超電動型リニアモーターカーの試験運転で火災事故が起きた際に、磁場の危険性について論じられたことがあった。安全性の問題では心臓病でペースメーカーを装具している人への影響である。
電磁波の強さによって障害の程度は異なるが、身近な例では、最近の新聞記事に身の回りに磁気製品が多くなって、クオーツ時計が狂う例が増えたと報じている。米国の報告では、高圧線下の住民に白血病や脳腫瘍(しゅよう)が多発しているという。
変電所や高圧線がつくり出す低周波電磁波が人間の健康に害があるのではと心配されているが、このことについての検証は見いだされていない。しかし、絶対に安全とも断言できない。
電磁波をつくる器具には、電子レンジ、テレビ、電熱器、電磁調理器、掃除機、ヘアドライヤー、電気毛布、電気カーペット、コピー機、携帯電話などがある。
日常使う電化製品には電波漏れを防ぐ安全装置を施しているとはいえ、長時間そばに置いている状態では注意が必要である。
特に、電子レンジの扉をきちんと閉めないでのぞき込むと白内障を発病する。テレビを見るときは画面から2メートル以上離れること。妊娠初期に電気毛布を使用すると、流産や異常出産が多い。OA機器のオペレーターに奇形児出産が多い。携帯電話の目の高さでの受信は白内障を発病するなどの注意や報告が知られている。
OA病やVDT病は精神的ストレスによって起こるだけでなく、電磁波によって現れた電波症候群とも言える。電波症候群は、ちょうど不定愁訴症候群に似ている。顔面紅潮、興奮、神経質、疲労、けん怠、憂うつ、不眠、目まい、頭痛、月経異常などである。
人間の感覚の鋭さは、目、耳、鼻、舌、皮膚の順というが、電流に最も敏感なのは目であり、次いで舌である。従って、目の障害が強く現れる。最初は目が疲れる、目が痛い、涙が出る、視力が落ちたなどの症状が出る。作業時間が増えると涙の量が減り、ドライアイになる。また目の周囲にけいれんを訴える人もいる。
これらの症状は映像のちらつき現象にも影響されるが、神経性ストレスが加わると増幅する。さらに、指や腕が痛む、手がしびれる、肩が凝る、頭痛がするなどの頚腕(けいわん)症候群が加わる。
最近は、家庭でもワープロ作業をすることが多くなってきた。連続操作するときは一時間ごとに10〜15分の休憩を取ること、視距離を40〜60センチあける。一日の作業時間を四時間以内にするなどの労働省のVDT障害防止ガイドラインがある。

(1992.11.21付山陰中央新報)